副業で動けない本当の原因|慎重さに悩む人の思考のクセと抜け出し方

慎重さは武器

副業を始めようと思って、情報を集めて、比較して、検討してきたはずなのに、

「まだ始められていない」

「始めたけど、思うように進められていない」

何もしていないつもりではないのに、いつの間にか前進の実感もなく、時間だけが過ぎていませんか?

そして、行動に移せていないことに焦りを感じ、「自分には副業は向いていないのでは?」「副業なんてできないかも…」、そんな気持ちになっていませんか?

もし、あなたがこのような状態だとしても、珍しいことではありません。

会社員のように、組織に属する働き方の中では、失敗を避けることが評価につながる傾向があります。

そのため、慎重に調べて、常に正解の選択を探す姿勢が染みついています。

この慎重さ、正解を求める考え方は、決して間違いではありません。

むしろ会社員として経験と実績を積んできたからこそ備わった考え方です。

しかし、副業の世界においては、この考え方が「足かせ」になってしまう場合があります。

この記事では、なぜ慎重な人は副業でつまづいてしまうのかということを紐解きながら、慎重さを「足かせ」ではなく「武器」として使い、行動につなげていく考え方を紹介します。

精神論で無理やり踏み出す話ではありません。

慎重さを活かしながら上手に歩みを進めるためにも、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • 慎重さが副業でつまづくきっかけになりやすい理由
  • 歩みが進まない本当の原因は「慎重さ」ではないという視点
  • 慎重さを「武器」として使うための大切な考え方
目次

なぜ副業では「慎重さ」が壁になることがあるのか

はじめにお伝えしたい重要なことは、慎重であること自体が悪いわけではないということです。

本当の問題は、会社員としての身につけてきた、慎重に仕事に取り組む姿勢を、そのまま副業にあてはめてしまうことにあります。

副業は、

  • 正解が用意されていない
  • 誰かが判断してくれるわけではない
  • 結果がすぐに見えない

このような特徴がある世界です。

そのため、慎重に考えれば考えるほど、「何が正しいのかわからない」という迷いが生まれ、思わず行動が止まりやすくなってしまいます。

ここでは、慎重な人が歩みを止めてしまうきっかけを、3つのパターンに分けて説明していきます。

情報を集めすぎて、最初の一歩が踏み出せない

ネットを検索し、ブログを読み、SNSやYouTubeで体験談を探し…、

「失敗しない方法」「おすすめの副業」「稼ぐノウハウ」をずっと調べ続けている。

情報収集をしっかりと行う姿勢は、真面目に取り組もうとしている証拠で、間違いではありません。

しかし、慎重に情報を集めすぎると、

  • 人によって言っていることが全然違う
  • 成功例もあれば、失敗談も目についてしまう
  • 無数のノウハウであふれている

このような情報に惑わされて、情報過多に陥ってしまいます。

そして、最初は安心して副業をスタートするために情報を集め始めたはずなのに、いつの間にか増えすぎた情報が迷いを増やす原因となり、立ち止まってしまうのです。

さらに、情報を集めている間は、「調べている」「準備している」、だから何もしていないわけではないと、自分では「行動しているつもり」になってしまいます。

一方で、実際には収入も変わらず、経験も積めていないという、前に進めていない感覚だけが残ります。

その結果、「もっと調べてからにしよう」と終わらない情報収集に時間を使い続けてしまいます。

これが、慎重な人が歩みを止めてしまうパターンの一つ目です。

そして次に起こるのが、「失敗を避けようとして、何もできなくなる」という状態です。

失敗を避けようとして、何もできなくなる

いざ副業を始めようと考えると、

「この副業で失敗しないだろうか」

「今の行動は失敗じゃないだろうか」

多くの方がこのような不安を感じる場面が出てきます。

このとき、慎重な人ほど「もう少し情報を集めてから動こう」「本当にこれが正しい行動だとわかってから実行しよう」と考えてしまいます。

そして、気づけば「始めない」という選択を繰り返してしまいます。

その結果、何か大きな失敗をするわけでもないかわりに、何かが大きく進むこともない、そんな状態が続いてしまいます。

これが、慎重な人が陥りやすい二つ目のパターンです。

完璧に準備を整えようとしてしまう

「もう少し準備が整ってから始めよう」

慎重な人ほど、情報を集め、失敗を避けようと考えた結果、このような考え方に行き着きます。

そして、まだ知識が足りない、もう少し経験を積んだ方がいい、もっとスキルを磨いたほうがいい、と感じてしまいます。

その結果、いつまでも準備活動に時間を使ってしまうのです。

これが、慎重な人にありがちな三つ目のパターンです。

実は、僕もブログを始めるまでに、約一年情報収集や準備に時間を費やしました。

もちろん、この期間に調べた情報や学んだ知識は、現在の活動に十分活かされています。

その一方で、実際に始めてから、当初の計画とは大きく修正した点や、準備不足に気づき新しく学んだことも数多くあります。

副業では、「完璧に準備が整った状態」がとても曖昧なものだと思います。

どこまで調べたら完璧なのか、どのレベルになったら十分なのか、何をもって準備完了なのか、といったことを始める前に判断するのは、ほぼ不可能です。

最初からすべてが整った状態で始められる人は、ほとんどいないのです。

ここでは、慎重さが歩みを止めてしまう三つのパターンを紹介しました。

慎重さは「足かせ」と感じてしまうかもしれませんが、そうではありません。

むしろ慎重さは本来大きな強みといえます。

重要なのは、慎重さを発揮すべき場面が間違っているだけ、という視点について解説していきます。

続きも参考に読んでください。

慎重さそのものが問題なわけではない

ここで、改めてお伝えしたいことは、「慎重=行動できない性格」という話ではないということです。

むしろ慎重さは、本来ビジネスにおいて大きな武器になります。

重要なのは、「その力をどの場面で使うか」です。

慎重であることは、本来大きな強み

慎重な人は、

  • 物事を多角的に深く考えられる
  • リスクを想定できる
  • 感情に頼らず、冷静に判断できる
  • 結果に間違いがないか分析できる

こういった力を自然と発揮できる性質があります。

ビジネスにおいては、非常に価値のある資質で、大きな強みといえます。

副業は、言い換えれば、自分で切り開いていくスモールビジネスです。

慎重さを持っていることで、リスクを想定し回避しながら、冷静に見極めて行動し、結果を分析しながら修正していくことができます。

これが、慎重さが大きな武器であるといえる理由です。

「慎重さ」を使う場面を間違えると「足かせ」になる

とはいえ、先ほど紹介した通り、慎重さを発揮する場面を間違えてしまうと、前進のブレーキになってしまうことがあります。

特に副業のように、正解がない未知の世界では、不安な気持ちが大きくなり、ついつい最初の段階で慎重さを強く出しすぎてしまいがちです。

そして、気づけば、考えるだけで行動できていないといった状態になってしまうのです。

つまり、問題なのは、慎重な性格ではなく、慎重さを発揮するタイミングだったのです。

この視点に気づくことができれば、慎重さを結果を支える力へと変えていくことができます。

副業で結果を出している人にも、慎重な人はいるはずです。

次の章では、副業で結果を出している人は、どのような考え方で、どんな場面で慎重さを使っているのかを、具体的に紹介していきます。

ぜひこの先も読み進めてください。

副業で結果を出している人は、慎重さをどう使っているのか

副業で結果を出している人が慎重さを発揮する場面は、とてもシンプルです。

その場面とは、「行動する前」ではなく、「行動した後」です。

実際に動いた後に、結果を慎重に確認することで、その都度修正を行いながら歩みを進めています。

そうは言っても、そもそも最初の行動に不安を感じる方も多いことでしょう。

ここで、もう一つ重要な視点があります。

副業で結果を出している人は、前提として「自分は何のために副業をやるのか」という、はっきりとした目的意識を持っています。

そして、はっきりとした目的を軸に、一つの行動を「目的に近づくか」という判断基準で選び、実行し、行動した後に慎重さを発揮しているのです。

※実際、多くの人が「やろうと思っているのに動けない」状態で立ち止まってしまいます。
その理由については以下の記事で詳しく解説しています。

小さく始めて、慎重に確認する

副業では、いきなり大きな投資をする、本業と競合するビジネスを始めるというような、大きな失敗につながりかねないリスクさえ回避すれば、致命的な失敗は起きにくいものです。

もし、全く稼げなかったとしても、その結果は失敗ではなく、次の行動の糧となる貴重な経験といえます。

たとえば、

  • サービス提供なら、まずはプラットフォームに登録、出品してみる
  • 情報発信なら、SNSの副業用アカウントやブログを開設してみる
  • 無料のサービスやツールを試してみる

このような小さな行動を通して、

「思ったよりやることが多くて時間がかかりそう」

「このジャンルでは自分は稼げなさそう」

「このやり方なら続けられそう」

といった、実際に動いた結果として判断材料を集めていきます。

そして、ここで初めて慎重さを発揮します。

得られた行動の経験と、自分の目的を照らし合わせながら、慎重に「やめるか、修正して続けるか」を判断し、次の行動につなげていきます。

つまり、副業で結果を出している人は、大きなリスクを避けながら、小さな一歩から着実に行動し、結果を分析しながら前進しているのです。

正解を探すより、目的とのずれを修正する

副業では、「このやり方で結果が出るのだろうか」「これは正しい行動なのだろうか」といった不安を感じる場面が必ずあります。

そんなとき、慎重な人は、思わず正解を探し始めて、行動を止めてしまう場合があります。

一方、副業で結果を出している人は、「最初から正解を選ぼう」とはあまり考えていません。

正解を慎重に探すのではなく、

  • 今やっていることは、目的とずれていないか
  • ずれているなら、どこを良くすればいいのか
  • やり続けるべきか、やめるべきか

といったことを意識し、目的基準で慎重に確認しながら前に進んでいます。

副業では、途中でやり方を変えることや、やめる判断をすることも珍しくありません。

それは、間違いではなく、目的に向けて軌道修正をしているだけです。

正解をあてようとするよりも、実際に行動し、目的とのずれを修正し続けることこそ、最終的に結果につながりやすいのです。

副業で迷いにくくなるために必要な「目的」という軸

ここまで読んでいただいたあなたは、副業で結果を出している人が、行動した後に慎重さを発揮し、修正しながら歩みを進めていることに気づいているはずです。

では、「何を基準に」修正するのがいいのでしょうか。

ここでは、重要な前提条件となる「目的」という考え方について簡単に紹介していきます。

この基準がないまま行動してしまうと、

  • やめるべきか続けるべきか判断できない
  • 少しうまくいかないと不安になってしまう
  • 結局また情報探しに戻ってしまう

といった状況に陥りかねません。

できる限り迷わず副業の歩みを進めるためにも、引き続きお読みください。

なぜ「目的」がはっきりすると迷いにくいのか

この「目的」とは、たとえば、自分は何のために副業をするのか、何を目指したいのかといった、達成したいゴールのイメージです。

目的がはっきりしていると、迷ったときに「これは目的に一歩でも近づいているか」というたった一つの視点で判断できるようになります。

そして、漠然とした「正解かどうかわからない」という不安に惑わされずに、「自分にとって正解かどうか」を軸に考えながら、歩みを進めていけます。

つまり、目的があることで、目的に近づくための行動を選ぶという判断軸が生まれ、迷いにくくなるのです。

「目的」はひとつではなく、具体的にたくさんあったほうがいい

「目的」という言葉だけ聞くと、思わず壮大なひとつの夢を想像してしまうかもしれません。

もちろん、大きな夢を思い描いてそれに向かっていく意識は、副業意欲を高めるのにとても効果的です。

しかし、それだけでは、判断軸の形成という観点において、逆効果になってしまう場合があります。

たとえば、「副業で稼げるようになって脱サラする」のような目的にしてしまうと、結局、「どうやってやるの?」と感じたときに、行動選択の判断材料があいまいで、迷ってしまいます。

ここで重要になる目的設定のポイントは、「具体的に」ということです。

簡単に説明すると以下のイメージです。

大きな目的が「脱サラ」だったとします。そのうえで、

  • (脱サラのためには)月○○万円の収入を得る
  • 時間と場所を選ばない自由なスタイルで働く
  • 一人よりも人と関わりながら働く
  • 自分の趣味や好きなことを仕事にする

などのように、具体的にたくさん想像しておきましょう。

すると、「自分の好きなことで、人と関わりながら、時間と場所を選ばず働き、月収○○万円稼いで脱サラ」という目的になります。

ここまで具体的に設定することができれば、明確な判断基準になります。

※目的設定をブレない軸という視点で解説している記事もあります。
判断基準について具体的に知りたい方はこちらを参考に読んでください。

まとめ|副業では「慎重さの使い方」が結果を分ける

この記事では、慎重さがきっかけで行動を止めてしまう事例から、副業で成功している人が慎重さを発揮する場面までを具体的に解説してきました。

さらに、慎重さを「行動後」に発揮するために大切になる、目的設定の重要性についても紹介しました。

ここまで読んでいただいた方であれば、慎重さは決して「足かせ」ではなく、副業を推進する「大きな武器」であることが理解できたはずです。

まずは、副業への漠然とした不安や迷いを押さえるために、小さな一歩として、「目的について考える」ことから始めてみてください。

※目的がはっきりとしてくると、「目的に向かうために何をするのがいいの?」と疑問に感じる方も多いと思います。
次の記事では、目的に向かうために非常に重要な視点、「誰に、何を、どう届けるのか」という、具体的な実践思考について解説します。

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