副業を始めようと情報を集めているのに、なぜか調べるほど迷ってしまう。
「結局、何を選べばいいのかわからない」
「失敗が怖くて決められない」
もし、こんな不安を感じていても、それは意志や行動力の問題ではありません。
実は、副業で迷い続けてしまう人には、「共通する思考のクセ」と「判断基準を持っていない」特徴があります。
副業で成果を出す人とは、最初から迷わない人ではなく、迷っても判断できる基準を持っている人です。
この記事では、副業の迷いの正体を紐解きながら、迷い続ける人と前に進める人の違い、そして副業で最低限持っておきたいブレない軸について解説していきます。
不安に負けて副業の歩みを止めないためにも、一つの視点として読んでください。
- なぜ副業には「迷い」がつきまとうのか
- 副業で迷わないための、ブレない軸「判断基準」とはなにか
- 自分なりの「ブレない軸」の見つけ方
- ブレない軸に加えたい「判断材料」とは
※副業に不安を感じて迷いやすくなる人の「思考のクセ」については、以下の記事で解説しています。
なぜ副業では「迷い」が消えないのか
「副業に興味はあるし、やらなければと考えている。」
それでも多くの人が、最初の一歩を踏み出せずに迷い続けてしまいます。
それは、特別な才能が必要だからでも、行動力や意思が足りていないからでもありません。
思わず迷い続けてしまうのには、いくつかの明確な理由があります。
- 会社員として長く働く中で身についた「思考のクセ」
- 正解が用意されていない世界に挑戦することへの不安
まずは、迷いを生み出す「思考のクセ」について見ていきましょう。
迷うのは従業者特有の思考のクセ
組織に所属する働き方を長く経験した方、真面目で責任感のある方ほど、副業では迷いやすくなってしまいます。
それは、個人の性格ではなく、環境によって形成された、仕事に対する「思考のクセ」のせいです。
組織では
- 与えられた業務をミスなく正確にこなすことが評価される
- 判断基準は上司や会社で、判断の責任を自分で負う場面が少ない
- 正解は上司や組織から与えられる
といった働き方が当たり前になります。
その結果、
- 間違いのない選択をしたい
- 自分で決めて失敗したくない
- 完璧な準備を整えてから始めたい
などのような思考が染みついています。
そして、「間違いのない選択はどれか」「誰か正解を教えてくれる人はいないか」、そんな考えが頭をよぎり、行動にブレーキをかけてしまいます。
これらの思考は、組織に従事する人であれば、少なからず持っているはずです。
迷ってしまうこと自体は決して特別なことではなく、正解が提示される働き方に長く関わり、慣れてきた結果だといえます。
正解がない世界への挑戦だから
副業、特にネット副業の世界には、過去の成功事例から見えてくる「ある程度の正解ルート」が存在します。
- どんな流れで商品やサービスが売れているのか
- どんな順番で取り組んでいる人が多いのか
- どんなビジネスモデルで収益化しているのか
こうした情報は、ネット上に数多く公開されています。
実際、副業で成果を出している人の多くが、過去の成功事例を参考にし、自分なりの型に置き換えながら歩みを進めており、完全に手探りで進んでいるとは限りません。
それでも多くの人が、迷って動けなくなる理由は、「自分にとっての正解ルートがわからない世界」への挑戦だからです。
ただでさえ、ネット上には、
- 成功体験や失敗体験
- 同じ副業でも角度の違った意見
- ノウハウ提供を目的とした情報
が溢れています。
情報を集めれば集めるほど、選択肢が増えて、結局どれを信じればいいのかわからないという状態に陥ってしまいます。
加えて、「結局売りたいだけじゃないだろうか」「騙されないだろうか」という不安が重なり、「もっと調べてからにしよう」と、行動を先送りしてしまうのです。
では、この状況を抜け出すにはどうすればいいのでしょうか。
必要なのは、自分に合った正解ルートを見極めるための軸です。
挑戦する意思や行動する覚悟に頼らず、「正解をどう選び、どう行動していくのか」という判断基準を持つことで、副業の一歩は踏み出しやすくなります。
「ブレない軸」とは何か
副業の始めの一歩で迷い続けてしまうのは、意志が弱いからでも行動力が無いからでもありません。
ブレないための判断基準がないため、何を選べばいいか決められないのです。
「ブレない」と聞くと
- 迷わず一直線に進める人
- 他人の意見に左右されない強い人
- 最初から正解を見抜ける人
そんなイメージを思い浮かべるかもしれません。
しかし、副業で成果を出している人たちも、最初から迷わなかったわけではありません。
迷いながらでも「判断できる状態」を作ってきたからこそ、前に進めているのです。
ブレない=迷わないではない
まず押さえておきたいのは、ブレないことと迷わないことは別物という視点です。
副業を始める前には、必ずと言っていいほど、
- 本当にこの副業でいいのだろうか
- 他にもっといい選択肢があるのではないだろうか
- このやり方が正解なのだろうか
といった迷いに直面します。
これは、決して間違いではなく、むしろ慎重に進めようとしている証拠です。
問題は、迷うことではなく、これらの迷いが生じたときに判断できず止まってしまう状態が続くことです。
ブレてしまう人は、実は迷っているというよりは、判断する基準がないまま情報を見続けている状態といえます。
一方で、ブレない人は、迷うことはあっても、「自分なりの基準」で判断し行動に移していきます。
つまり、副業において大切なのは、迷わない強さではなく、迷ったときに前に進む判断の軸を持つことといえます。
ブレない軸の正体は「判断基準」
副業で、迷っても行動し続けられる人の特徴は、「判断基準を持っていること」にあります。
判断基準があれば、
- どの情報を信じ、どの情報は捨てるか
- 何をやるか、やらないか
- 優先して何から取り組むか
ということを決めて迷いながらでも前に進むことができます。
迷うこと自体は避けられませんが、判断基準があれば、迷いが行動を止めるブレーキになることはありません。
逆に判断基準がない状態では、情報をいくら集めても、どれだけ他人の意見を参考にしても、結局何をすればよいかわからず、行動を決められません。
つまり、副業でのブレない軸とは、判断基準を持って、迷いの中でも自分で選び、行動できる状態を作ることなのです。
では、判断基準はどのように作っていけばいいのでしょうか。
一番シンプルな方法は、「明確な目的を持つこと」です。
判断基準は明確な目的があれば決まる
副業において、ブレない軸とは判断基準を持つことでした。
とはいえ、未経験の副業の領域において、最初から判断する基準を持つことは無理では、と感じる方も多いことでしょう。
ここでは、少し視点を変えて、明確な目的を思い描けば自然と判断基準は決まるという考え方を紹介します。
副業の目的とは、たとえば、
- 毎月10万円の副収入を得る
- 定年退職に備えて今のうちに自分の力で稼げるようになる
- 自分が好きなことを仕事にする
などのような、副業で何を達成したいのかということです。
そして、この目的は、できる限り具体的に細かくゴールをイメージするとより効果的です。
たとえば、情報やノウハウを目にしたときに、
- 目的に沿っているか
- 目的達成に役立つか
- 目的に近づける方法か
といった視点で判断することができるようになります。
僕の場合は、
- 時間と場所に縛られない働き方で収入を得たい
- 簡単最速で単に収入を得るよりも、コツコツと堅実に積み上げて土台固めをしたい
- 会社員生活が終わっても副業を通して他人とのつながりを持ち続けたい
こんな目的で副業をしています。
その結果、僕が選んだ副業は、ブログを中心とした情報発信でした。
これまでたくさんの情報に目移りし、迷ってきましたが、目的が明確だったことで、自然と判断基準が生まれ、歩みを止めずに進めていると感じています。
副業で迷いを減らし、確実に一歩を踏み出すために、あなたも、まずは「目的」について考えることから始めてみませんか?
副業を始める前に最低限持っておきたい軸は「目的」だけ
ここまで、迷いながらでも副業で前に進むためには、明確な「目的」をもち、その都度判断しながら行動する姿勢が大切であることを紹介してきました。
副業で最初に持つべき軸は「目的」だけで十分です。
とはいえ、「目的だけで十分なんだろうか」「目的といってもどうやって見つけるのだろうか」そんな疑問を持つ方もいるかと思います。
ここからは、目的の決め方や見つけ方の具体的ポイントを解説していきます。
副業の軸は「目的」だけで十分
副業にはジャンル選びやスキルの見極めなど注目するべきポイントがいくつかあります。
しかし、目的が決まっていない状態でこれらに注目しても、迷いは減りません。
先に目的を明確にして軸を置くと、次のことが自然と見えてきます。
- どのジャンルに取り組むか
- どんなスキルを磨くべきか
- どんな手順で進めるべきか
逆に目的がない状態では、
- スキルが足りていないと感じて、いきなり高単価教材に投資してしまう
- ノウハウを知りたい気持ちが抑えられず、あれこれ集めてノウハウコレクターになってしまう
といった危険もあります。
つまり、明確な目的さえ先に決めれば、リスクを避けながら、スキルやジャンルの取捨選択ができるのです。
これが、副業の軸は「目的」だけで十分といえる理由です。
目的を見つけるための具体的なポイント
ここでは、目的を見つけるための具体的なポイントを簡単に解説していきます。
はじめに、達成したい結果(ゴール)を考えてみましょう。ポイントは自分が副業を通して「何を得たいのか」という視点です。
- 毎月の副収入額
- 定年後も安定した収入源の確保
- 好きなことを仕事にして脱サラ
次は、その目的が理想で終わらず実現可能かという視点から考慮してみましょう。
- 目標金額は現実的か
- 体力・時間など、本業との両立は可能か
- 自分の価値観と一致しているか
大枠の目的が見えてきたら、具体的な数字や期間を考えてみましょう。
- 「副収入を得たい」→「毎月○○万円の副収入」
- 「定年後の安定した収入」→「定年までの25年で、毎月○○万円の収入源確保」
- 「副業で成功して脱サラ」→「2年後までに、毎月○○万円の副収入。達成したら脱サラ」
ここまで見えてくると、毎月○○万円の副収入を達成できる副業ジャンルは何だろう、というように情報を見極められる視点になるはずです。
ここまでで見えてきた目的が、本当に自分が叶えたいことなのか、自分の信念に合っているのか正直に考えることも欠かすことができません。
- 稼ぎたい気持ちだけで決めていないか
- ネットの声や周囲に流されていないか
とにかく1円でも多く稼ぎたい、稼げなくても着実に経験を積みたい、などのように価値観は人それぞれです。大切なのは、自分の気持ちに偽りがないか見極める視点です。
ここまで目的を明確にすることができれば、迷いながらでも副業の一歩を踏み出す判断基準は備わるはずです。
それでも、実際に副業に挑戦すると、判断基準はあっても、判断するための材料が足りず、選択に迷う場面が出てきます。
次の章では、目的が定まったあとに多くの方が気になるであろう、「じゃあ何をすれば…。」という疑問に対して、一つの重要な視点を紹介していきます。
それでも迷うのは判断する材料が足りないから
目的は、進む方向を決めるための軸です。
目的が定まれば、一歩を踏み出しやすくなることは理解できたはずです。
ただし、それだけでは十分とは言えません。
「副業をやる目的、進む方向性ははっきりしたけど、何をすればいいかわからない」という状態に陥り、再び手が止まってしまう可能性があるのです。
これは、従業者特有の思考のクセがきっかけとなって引き起こされる自然な状態です。
ここからは、多くの方が立ち止まってしまいがちな、「何をすればいいかわからない」という壁を超えるために必要な、判断材料の視点についてお伝えしていきます。
目的があっても迷うのは自然なこと
目的があっても、すべての迷いが消えるわけではありません。
「この副業は自分に合っているのか」
「今やっている行動は正しいのか」
こうした迷いが生まれてくるでしょう。
本業の環境では、「何をするか」「どのやり方が正解か」といったことを、会社や上司が決めてくれていました。
そのため、自分で判断して、行動を決める機会がほとんどなかったはずです。
これでは、迷いが生まれるのは自然なことです。
副業では、選択や行動の判断をすべて自分で行う必要があります。
そこで、自分で判断する材料を補う姿勢が大切になります。
会社員に不足しがちな「マーケティング思考」という判断材料
副業において、判断材料として効果的なのは、マーケティング思考を身につけることです。
マーケティングと聞くと、「売り込み」「セールス」「難しい専門知識」と感じるかもしれません。
しかし、ここでいうマーケティング思考とは、
- どんな悩みを解決するのか(=どんな価値を提供するのか)
- 誰に届けるのか
- どうやって届けるのか
というシンプルな考え方です。
この視点を押さえておくと、行動の選択基準がより明確になっていきます。
目的xマーケティング思考で副業は迷わず進められる
目的を定めて「どこに向かうのか」決める。
マーケティング思考を身につけて「何を選ぶのか」考えるための材料を押さえておく。
この2つが備わることで、この副業は「目的に近づけるか」という基準で方向性を決めて、「どんな価値を・誰に・どう届けるのか」という視点で行動を選択できるようになります。
すなわち、目的とマーケティング思考を組み合わせることで、副業を安心して始めるための土台となるのです。
まとめ
この記事では、迷いながらでも副業に挑戦するために欠かせない視点として、「目的を持つこと」の重要性をお伝えしてきました。
先に目的を定めることで、溢れる情報に振り回されることなく、自分なりに進むべき道を選べるようになります。
ここまで読んでくれた今なら、「なぜ一歩を踏み出せなかったのか」「何を軸に考えるべきなのか」が見えてきたのではないでしょうか。
そして、目的が定まったあなたにこそ身につけてほしいのが、マーケティング思考という判断材料です。
これは、売り込むためのテクニックを身につけてくださいという意味ではありません。
成果につながる行動の選択はどのような基準で考えるべきかという思考を知ってほしいということです。
副業初心者が必ず直面する「何をすればいいかわからない」という悩みを最小限に抑えるためにも、以下の記事を参考にしてみてください。



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